トップページへ 写真集の目次へ

実技研修Bコース
「コラージュ・・・
図工スクランブル」
担当 林 耕史
4人で向かい合っている状態で、色紙を切る
ことを通じてかかわり合いをもてるようにします。

まず、自分で少し色紙を切って、次の人に続き
を切ってもらい、また自分が切る・・・、のように
「2人で切る」ことの中から思いがけない形が
生まれてきます。
2人で切る、というと、こんなことを考える子ども
もいます。
ぼくが切るから、きみが紙を持って。紙を持つ人
が紙を回転させると、思いがけない形に切れて
いく。
あれ、きみはそうしたいの!?
初めて出会った実技研修参加者のみなさん。
緊張がどんどんほぐれていきます。

いつのまにか、4人の机の上には、不思議な
形の色紙がいっぱい。
いつもより、「工夫したい」っていう気持ちが
ふくらんできました。

台紙に貼るときは、スティックのりを使います。
貼ってはがせるタイプののりを使えば、レイアウ
トを考えて試行錯誤ができます。
「もっといいこと思いついた!」
自分の形の中に、友だちの形がある。
自分の作品の中に、友だちの痕跡がある。

みんなでやるって、おもしろいね。
私の作品は・・・・

こんな風に自分の工夫点を言うときにも、
友だちの存在が自然に関わってきます。
つぎに、全員に額ぶちが配られました。
100円均一店でも手に入ります。
今回は、ダイソーで用意しました。

先ほどより小さい作品となりますが、その分
「部分」のよさに目が向くような気がします。
飾り付けをする時に発揮される力は、さらに総合
的な造形能力の一つでもあります。

見る人のことを意識しながら、思い思いにレイア
ウトしていきました。

トップページへ 写真集の目次へ