児童造形教育研究会  ( 児造研 ) jizouken

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第32回 児童造形教育研究集会へのご参加
ありがとうございました。
来年度の大会もよろしくお願いいたします。


テーマ 図工で育てる子どもの力
〜子どもの活動からみる新学習指導要領〜

とき  2008. 8. 8 (金)
受付 9:00〜   開始 9:30

ところ 東京学芸大学附属竹早小学校
東京都文京区小石川4−2−1
TEL 03(3816)8943〜8944
http://www.es.takehaya.u-gakugei.ac.jp/

主催 児童造形教育研究会
後援 財団法人 教育美術振興会
協賛 株式会社 サクラクレパス


      児童造形教育研究会  会長  長尾 宏一
  
 本研究集会には、毎年全国各地から多くの先生方にご参加頂き誠にありがとうございます。
今回は主テーマを「みんなでつくることの意味」とし、「図工を教える、図工で教える」をサブテーマに、宮坂元裕先生(本研究会顧問・横浜国立大学名誉教授)による講演と実技研修を企画いたしました。
 造形あそびのようにみんなが関わり合って表現することの意義は勿論のこと、個々の造形活動の場合でもみんなと関わって表現することに大事な意味があります。図工は子どもたちに何を教える教科なのかを改めてさぐることにより、これからの未来を生きる子どもたちの力を育む造形教育のあり方を考えてみたいと思います。

 今回は、東京学芸大学附属竹早小学校を会場とする運びとなりました。空調設備も整った学校で、図工室も活用でき、すばらしい環境で行うことができます。是非、ご参加いただきたいと思います。お会いできることを楽しみにしております。


★日程と内容  ※ 受付 9:00 〜

9:30 全体会 開会のあいさつ(子どもコーナー開始)

【講演】
「パネルディスカッション」
     「図工で育てる子どもの力」ってどんな力???
     子どもが活動する具体的な姿を見ながら、造形活動を通して図工で育つ「生きる力」
     について考えてみたいと思います。会場の皆さんの声も期待しています。

     進行役  :堀井武彦(武蔵野市立第五小学校)
     パネリスト:平田智久(十文字学園女子大学)
           石賀直之(鶴見大学短期大学部)
           林 耕史(筑波大学附属小学校)

11:00 実技研修(午前)

*昼食(11:50 〜 13:00)

13:00 実技研修(午後)

・ざっくばらん討論会(終了16:00)

16:30 後片付け・散会

○ 実技研修について
 好評の実技研修は、午前中からたっぷり研修していただけるように時間を設定しました。楽しく実技をする中で、参加されている全国の先生方と図工のみならず、学校の様子など情報交換し、交流を暖めていただければと思います。

※ お子さま同伴の場合は、全体会の間「子どもコーナー」を設けます。
  子どもコーナー参加費(材料代・保険料を含む)お子さま一名=1,000円

○ 持参するもの
・エプロン、タオル、はさみ、カッターナイフ、筆記用具 等
・実技研修の作品をお持ち帰りいただくための手さげ袋をご用意下さい。

※ やむを得ずご欠席の場合は、代わりの方のご参加をお願いいたします。
  (会費はお返しできません)

※ 4つのコースの中から1つを選んでいただきます。


Aコース
<生活や社会に生きる力>
幼児
低学年
「みる、さわる、感じる、を重視した造形遊び」(造形遊び)
 幼児、低学年の児童は知識でものと関わるというよりは自分の五感を通してものと関わり自分なりの意味をみつけていきます。それが生活や社会と関わる力の基礎となります。この感覚を身近な紙、絵の具を通し体感していきましょう。
石賀
高学年 「すきなものでともだちのわ」(絵+造形遊び)
 「生活や社会に生きる力」って何かに役立つ力のこと?ここでは、自分と世界に関心をもつことととらえます。このことを、表現と鑑賞を一体化した題材を通して考えてみましょう。“すきなもの”を気軽に描いて、はさみで切り抜き、友だちとつないでみると、いろいろなことを思いつく…関係性の中に在る自分自身というものを実感しているのです。
大泉

Bコース
<子どもに育てたい資質や能力>
中学年 「カッターナイフ グランプリ」(工作)
 造形指導においては、技能・技法指導を積み上げれば望ましい資質や能力が身につくとは限りません。「活動へのイメージや作品へのあこがれ」などに後押しされた「意欲」という原動力が大切です。子どもたちをカッターナイフのとりこにする導入指導と、手軽で奥深い紙工作を体験してみませんか。2年生以上におすすめの活動です。
北川
高学年 「つくって・みつめて探検隊」(造形遊び)
「造形活動を通して子どもに育てたい資質や力って・・・。」と考え込んでいるあなた。
 いつも何気なく身の回りにあるものたちを使った造形活動「つくって・みつめて探検隊」に参加してみませんか。見えなかったもの、考えられなかったことを発見していく自分に出会うことを通して、造形活動の意味を実感してみましょう。
名達

Cコース
<発達段階に応じた○○>
幼児
低学年
「粘土の山にいどもう」(造形遊び)
 1人1s程度の粘土では味わうことができない量を使ってみましょう。大量の粘土に挑んでみると、自らの感覚で自らがわかります。その体験の積み重ねが、本当の発達段階を知ることになります。「何歳だから…」といった発達観は真実の子どもを見失うことになると提言します。
平田
中学年 「にじ色の水たまりをつくって」(絵で表す)
 絵の具で表現する楽しさ、色の美しさを体験しながら発想を広げて絵に表します。絵の具による表現の可能性はたくさんあり、経験を積み重ねることによってさらに広がり、深まっていきます。クレヨン・パスと絵の具を組み合わせると、さらに表現の面白さが生まれることも提案します。
長尾
板橋

Dコース
<表現と鑑賞そして読解力>
中学年 「私の中の美術館(鑑賞と表現一体化の試み)」(絵で表す)
 鑑賞の実践が多様に行われるようになりましたが、表現との距離が広がりがちです。本来「みる」「かんじる」と「えがく」「つくる」は繰り返され、循環しながら高まっていくものだと思います。いわば、渾然一体の状態です。鑑賞したことが表現に結びつき、そしてまた、「みる」学習が高まっていくような指導の試みをご一緒に!
全学年
(鑑賞)
「ギャラリートーク(対話型鑑賞法)から広がる図工の時間」(鑑賞)
「児童作品の評価が難しい」という先生方へ。心配後無用!ギャラリートークを体験することで、作品に込められた子どもの思いや息遣いを感じ取るコツが解ってきます。また、「話す・聞く・話し合う」の実践発表を通して、今日的課題である「読解力」と図工の関連に迫ります。
堀井
桜井
依田



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